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​利用規約

カリカリ金融・七つの掟


カリカリ君は、机の奥から分厚い冊子を取り出した。表紙には、大きな文字で「七つの掟」と書かれている。
「金の話は、口約束だけで進めちゃいけねえ。面倒でも、最後まで聞いてもらうぞ」

第一条 分からないまま申し込まない
利用する金額、実際に受け取る金額、支払日、支払総額は、申込前に必ず確認すること。分からない部分がある場合は、その場でカリカリ君へ質問できます。
「分かったふりが一番危ねえ。分からなけりゃ、何度でも聞け」

第二条 無理な金額を申し込まない
必要以上の金額を申し込まず、収入と生活費を確認したうえで、支払える範囲を考えます。カリカリ君が「これは無理だ」と判断した場合、申込みを止めることがあります。

第三条 支払日を忘れない
決めた支払日は、カレンダーや手帳に記録します。忘れそうな場合は、事前に確認すること。連絡をせずに放置するのは、カリカリ君が最も嫌う行為です。


第四条 難しいときほど早めに話す
支払日に間に合わない可能性が出た場合は、当日まで黙って待つのではなく、分かった時点で連絡します。
「困ったことより、黙って消えることのほうが話をややこしくする。カリカリしてんじゃねーよ。まず話せ」

第五条 勝手に条件を変えない
申込者もカリカリ君も、説明した内容を一方的に変更できません。新しい条件が加わる場合は、もう一度内容を確認し、双方が納得してから決めます。

第六条 事情をむやみに言いふらさない
相談内容や個人的な事情は、物語の外へ勝手に持ち出しません。カリカリ金融で聞いた話は、カリカリ金融の中に置いていく。それがカリカリ君の流儀です。

第七条 納得できなければ申し込まない
説明を聞いたあとでも、不安や迷いが残っている場合は、申込みを取りやめることができます。書類へ記入する前なら、一度家へ帰って考えても構いません。

「急いでいるからって、何でも受け入れなくていい。読んで、聞いて、自分で決めろ。それがこの事務所の最後の掟だ」
 

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